アスベスト除去に必要な資格

アスベスト含有が疑われる建物を解体・撤去する際は、自分の判断だけで作業を進めてはいけません。アスベストの飛散を最小限に抑え、アスベストによる周囲への健康被害を防ぐためにも、法律で定められている作業手順に従う必要があります。また、作業現場には資格所有者の立ち会いが必要になる場合もあります。

アスベストを含んだ建物等の解体・撤去

アスベストは、空気中に飛散しやすい物質であり、大量に吸引すると重篤な健康障害を引き起こす危険性があります。そのため、アスベストを含んだ建物等の解体・撤去作業には十分な注意と対策をする必要があり、その方法や手順については法律でも定められています。アスベストの飛散性に合わせて除去・封じ込め・囲い込み等の措置を講じ、さらに作業現場には「石綿取扱作業従事者」として特別教育を修了している者を就かせることが義務付けられています。

石綿取扱作業従事者

石綿取扱作業従事者は、石綿(アスベスト)を含んだ建材等の適切な解体等の作業方法について学び、アスベストに関する保護具の取扱い等の知識も有しています。アスベストの解体・撤去を行う作業現場には、石綿取扱作業従事者の特別教育を修了している者を就かせる必要があります。これは労働安全衛生法で定められている事柄です。アスベストに関する知識を有していても、石綿取扱作業従事者の特別教育を修了していない人は、個人の判断で建物を解体することはできません。