壁に施されている「吹き付けアスベスト」に注意

人体に悪影響を及ぼす危険性がある「アスベスト」は、住宅やアパートの断熱材、屋根材として使用されていることが多いです。天井や間仕切り壁、外壁材にアスベスト含有建材が用いられていることもあります。特に「壁」は、アスベストが含まれていることを知らずに触れてしまっている可能性もあるため、正しい知識を身に付けておきたいですね。

壁に施されている可能性がある「吹き付けアスベスト」

アスベストと言えば、屋根瓦や断熱材などに含まれている物質であるというイメージが強いかもしれません。ですが、アスベスト含有建材の中には、壁などに吹き付けて使用するタイプの「吹き付けアスベスト」があります。アスベストにセメントなどの結合材と水を混合し、吹き付け機で吹き付けたものです。壁・天井・鉄骨などに吹き付けることで、耐火・断熱・吸音などの効果が期待できました。吹き付けアスベストのアスベスト含有率は60~70パーセントとなっており、解体する際にはアスベストが飛散する恐れも出てきます。

アスベスト含有建材を使用した壁はすぐに撤去するべき?

壁にアスベスト含有建材が使用されていることがわかったら、まずは壁の状態を確認しましょう。アスベストによる健康被害は、アスベストが空気中に飛散し、それを吸い込んだ場合に生じます。壁の状態がしっかりしているなら、今すぐに撤去せずとも問題ないでしょう。また、吹き付けアスベストが使用されている壁は、現在の塗装の上から塗料を塗り足すなど、解体・撤去以外にもアスベスト飛散を防ぐ方法があります。