「吹き付けアスベスト」にはどのように対処したらいいの?

アスベストとセメントに水を加えて混合し、吹き付け施工した「吹き付けアスベスト」は、1956年ごろから1975年ごろまで使用されていました。古い建物のリフォームや解体を行う際は、吹き付けアスベストが使用されている部分に注意しましょう。

「吹き付けアスベスト」と「吹き付けロックウール」

吹き付けアスベストは、その名の通りアスベスト(石綿)を含んでいます。クリソタイル(白石綿)、アモサイト(茶石綿)、クロシドライト(青石綿)などが用いられ、その含有率は鉄骨耐火被覆用で約60重量パーセント、吸音・結露防止用で約70重量パーセントでした。1975年には吹き付けアスベストが原則禁止となり、「吹き付けロックウール」に切り替わりました。とはいえ1989年ごろまではアスベストを混ぜて使用していたと言われているため、吹き付けロックウールでも5重量パーセント以下のアスベストを含んでいる可能性があります。

吹き付けアスベストの解体・撤去

吹き付けアスベストやアスベスト含有吹き付け材は、アスベスト含有建材を解体・撤去する際の飛散性などから判断される基準の“レベル1”に該当します。解体・撤去する建物の一部に吹き付けアスベストが使用されている場合は、アスベストの飛散に注意しながら作業を進めていくことになります。また、アスベスト飛散防止のために、すでに封じ込めの処置が行われている吹き付けアスベストも存在するようです。解体するときにはアスベストが飛散する恐れもあるため、事前にきちんと確認しておきたいですね。