バーミキュライトとアスベストの関連性

「バーミキュライト」は、土壌改良剤として用いられることが多く、最近では100円均一ショップや園芸用品店で見かけることもあります。室内での園芸や栽培を楽しむときに使っている人も多いかと思われますが、アスベストとはどのような関わりがあるのでしょうか?

バーミキュライトの特徴と多様性

まずは、バーミキュライトがどのような土なのか、その特徴と用途を見ていきましょう。バーミキュライトの特徴といえば、軽量・保温断熱効果が高い・保水性が高い・無菌・通気性が良いなどが挙げられます。園芸などに用いられるほか、保水性と耐熱性を利用して使い捨てカイロや釣り餌の保存に使用されています。砂の代わりに骨材としてバーミキュライトを使用した軽量コンクリートや、バーミキュライトの溶融点の高さを活用した建築用資材もあります。非常に幅広く使われている、多様性の高い土なのです。

バーミキュライトとアスベストの関連性

バーミキュライトについて知っておきたいのは、アスベストの「混入」が懸念されていることです。バーミキュライト自体に毒性はなく、基本的には人体に健康被害を及ぼす恐れのある危険な土ではありません。しかし、バーミキュライトの原料となる蛭石を採掘する際に、近くにある鉱脈からアスベストが混入してしまう可能性があります。実際に2009年アメリカモンタナ州のリビー鉱山では、バーミキュライトの採掘時にアスベストが混入する事例が発生しました。国内で販売されているバーミキュライトは安全なものが多いと思われますが、覚えておきたい知識ではあります。