健康被害防止に「アスベスト含有建材データベース」を活用しよう

アスベスト(石綿)は、ヒトの髪の毛の直径よりも細く、肉眼では見ることができない極めて細い繊維です。重さも軽いため、飛散すると空気中に浮遊しやすく、誤って吸入するとヒトの肺胞に沈着しやすいと言われています。アスベストが肺の組織内に長く滞留することで、肺の線維化や肺がん、悪性中皮腫などの健康障害を引き起こす恐れがあります。

アスベスト(石綿)含有建材データベースを活用しよう

アスベストに健康障害を引き起こす恐れがあることが広く知られるようになって現在では、アスベスト含有建材の使用が規制されています。しかし、過去にはアスベストを含む建材を使用して多くの建築物が建てられており、現在でも住宅や公共施設などの壁・天井・屋根として残っています。建材の劣化等によるアスベストの飛散を防ぐためにも、「アスベスト含有建材データベース」を活用し、建物全体のアスベスト含有について把握しておくことをおすすめします。アスベスト含有建材データベースは、経済産業省ホームページまたは国土交通省ホームページで確認できます。建材メーカーが過去に製造した石綿含有建材の種類・名称・製造時期・石綿の種類・含有率等の情報が検索できます。

アスベスト含有建材を見つけたときの対処方法

アスベスト含有建材に酷い劣化や破損がみられる場合は、アスベストが飛散する前に解体・囲い込み・封じ込めといった対策をする必要があります。専門業者に依頼すると、繊維の飛散の仕方によって作業レベルが1~3に分けられ、適切な工法でアスベスト含有建材を撤去していくことになります。