近隣でアスベスト含有建造物の解体工事をしていた場合にすべきこと

 アスベスト使用は2006年に禁止されているにも関わらず未だにアスベストに関する問題は解決していません。というのも2006年以降に施工された建築物にはアスベストは使用されていませんが、それ以前の建築物にはアスベストを使用していたケースがあるからです。このようなアスベスト含有建造物の解体工事が近隣で行われる場合に、どのような点に注意すればいいのでしょうか。

アスベスト含有の有無や解体手順を業者に確認する

 アスベスト含有の建築物を解体工事する際には、通常の解体工事と違いアスベスト除去の手順が定められています。解体工事を請け負う業者はアスベスト含有の調査を行い、アスベストが発見されれば地元自治体にアスベスト除去の手順を届け出なければならないのです。さらにアスベスト飛散を防ぐために密閉作業や機材を準備して、事前に自治体からの検査を受けるようになっています。
 近隣でアスベスト飛散の可能性があり心配だという方は、解体工事を行う業者にどのような手順で行われるか確認するといいのです。この時点で応答がない場合や明確な手順が示されない場合にはアスベスト飛散防止の取り組みが不十分で注意する必要があります。

地元自治体に確認し対処法の相談をする

 アスベスト含有の建造物を解体するには地元自治体への届け出が必要なのは上記した通りです。万が一解体業者のアスベスト飛散防止に対する取り組みに不安を覚えたのならば、地元自治体の環境課に相談するのが効果的です。地元自治体の検査をクリアしなければ工事は行えませんから、近隣住民から地元自治体へと相談することで疑義を示された業者は対応を改めることもあるのです。このようにアスベスト含有建造物の解体工事が近隣で行われた場合には、地元自治体に確認することが重要なのです。